人材育成グループ取組紹介

　人材育成グループでは、本学がこれまで取り組んできた、とくしまビジネスリスキリングスクール等と連携した、新規技術習得講座開設のほか、ファクトリー第１グループからファクトリー第３グループまでの各グループで取り組んでいる研究テーマ参画者を対象としたOJT型技術指導や、阿南工業高等専門学校から卒業研究指導の受入れを行っています。
　OJT型技術指導では、企業人材の研究テーマ（例：テラヘルツ・赤外）への受入れを積極的に行うほか、徳島工業技術センター等、当該機構の参画機関の技術者等とともに、新規技術習得と技術力向上を図っています。
　また、ファクトリー第１グループで取り組んでいる事業化フレームワーク等とも連携し、研究者や学生等の事業化・起業家マインドの醸成を図ります。
　さらに、この取組を本学学生への研究指導ともリンクさせることによって、学生が、学外の多様な人材と一緒に研究を行い、技術を社会実装に繋げるためのプロセス（事業化を見据えた研究開発や研究等を取り巻く社会の制度など）を実体験とともに学習する場を提供していきます。これは、学生が地域企業の業務内容に触れる機会になることも期待しており、将来的には、学生と地域企業のマッチングにも効果を発揮し、地域企業の製品開発能力を更に補強することを期待しています。
　また、卒業研究指導の受入れでは、令和6年度から阿南高専学生2名の卒業研究に係る研究指導の一部を受け入れており、pLEDの知見を、地域の製造現場等を担う人材へ持続的に浸透させることを目指しています。