ファクトリー
第2グループ取組紹介
ポストLEDフォトニクス研究所(pLED)では、深紫外光や赤外光、テラヘルツ波等、それぞれの波長域の特質を活かした様々なテーマに取り組んでおり、これらテーマの進捗管理や選択と集中を行うための仕組みとして、ステージゲート法を用いたテーマアセスメントを導入しています。
pLEDのステージゲート法では、研究のスタートから事業化に至るまでのプロセスを4つのステージ(ステージ0~ステージ3)に区切り、各ステージを通過するための目標値をあらかじめ設定した上で、技術性と事業性の2軸から対象テーマの科学的かつ客観的なアセスメントを行うことで、当該テーマのポートフォリオ上のポジションを明確化しています。ステージが上がるにつれて、技術性と事業性がより高いレベルで求められるようになっており、ステージ3に至ったテーマから優先して、社会実装に向けたビジネスモデルの検討を進めてきました。
ファクトリー第2グループでは、ステージ3に達した、比較的事業化に近いテーマの支援を担当しています。蛍光を用いた病状診断や、レーザー加工技術等、すでに社会実装例が多い技術を用い、特に県内企業と連携した事業化を模索しています。
取り扱いテーマの一例
深紫外LEDによる殺菌
県内企業における光応用製品開発例(ドアハンドル部殺菌ユニット・日本フネン株式会社)