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徳島大学大学産業院長 河村 保彦

徳島大学では、大学病院をモデルに「世界の問題を解決するための教育・研究・産業の組織」として、平成30年4月に産業院を設置して以降、本学と企業が密接に連携し、積極的な研究活動を進めることで、大学発ベンチャーの創設など様々な成果を上げてきました。しかしながら、新たな時代を迎え、成果の実用化と人材教育に対する社会の要請はますます高まりを見せています。

国立大学には研究資源の多くが集中しており、その成果の中には新規産業のシーズとして有望なものが多くありますが、それらが産業界で十分に活用されておらず、特に、本学ではこれまでの産学連携の取り組みの中で「大学創出技術と県内外企業現有技術とのギャップ=技術ギャップ=」及び「研究と社会実装の間のギャップ=事業化ギャップ=」が、社会実装を阻む要因となっております。これらを解消するため、各種開発技術の事業化判断を可能にするプロトタイプ開発と、それを通じた学内外産業人材育成を行い、研究から開発・事業化まで一気通貫の支援を行うとともに、その担い手の人材育成を行うため、令和5年7月に産業院を発展的に改組して「大学産業院」を設置しました。

大学産業院は二つの機構、「ものづくり未来共創機構」と「次世代光インキュベーション機構」で構成しています。ものづくり未来共創機構では、新たな事業の創出の推進や産業創出に貢献する人材の育成、並びにアントレプレナーシップ教育に関することを実施します。また、次世代光インキュベーション機構では、次世代光関連技術を活用した製品プロトタイプ開発、並びに事業化プラン作成による新事業創出の促進とそれらを通した人材育成を実施します。これらの積極果敢な活動により、世界レベルの成果創出と社会実装を目指し、産官学共創を通じた地域創生へ貢献してまいります。今後ともご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

徳島大学大学産業院長
河村 保彦

ABOUT

大学産業院は、各種開発技術の事業化判断を可能とするプロトタイプ開発と、それらを通じた学内外産業人材育成を行うことにより、研究から事業化へのスムーズな展開を図ることを目的に、平成30年度に設置された「産業院」を発展的に解消し、令和5年7月に設置されました。
当院には、「ものづくり未来共創機構」及び「次世代光インキュベーション機構」の2つの機構を置き、「ものづくり未来共創機構」では、新たな事業の創出の推進や産業創出に貢献する人材育成、アントレプレナーシップ教育に関すること、「次世代光インキュベーション機構」では、次世代光関連技術を活用した製品プロトタイプ開発と、事業化プラン作成による新事業創出の促進及びそれらを通した人材育成を行います。

ABOUT OUR DIVISION

社会・地域の課題解決に主導的な役割を果たすことを目的に、「現場」「現物」「現実」を重視した「ものづくり」を通して、様々なステークホルダーと連携・協働し、社会実装をより確かなものにするために、実証研究と人材育成を推進します。

次世代光技術を社会実装へ繋げるための新規事業化のフレームワークに研究者とともに取り組み、事業化する上で課題となる、企業と研究シーズの技術ギャップ・事業化ギャップの解消と、これらを通した人材育成に取り組み、大学の研究から事業化へのスムーズな展開を推進します。

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